自分もモテたい

ひどいタイトルだった。

まあいい。この言葉には、今回の更新の全てがあると言っても過言ではない。これから中身を考えて書くのだけど、きっとそうなる予感、いや確信が自分にはある。

友人にして尊敬するクリエイターである木緒なち提督先生が最近日記を書いている。そのどれもが、読ませるものでずるい。いや、ずるいはない。それはただ単に、俺が常日頃から脳みそというものを右手を上下に動かすか、ティッシュを探すか、妄想するか、通帳見て金計算するか、いかに同情芯をくすぐるように編集さんに土下座するかばかりにリソースを割いて、世の中というものと対峙してこなかったが故に、そういうものを書くことが出来ないだけだ。

でも、特にこれなんかずるい

 

俺が将来クリエイターになることを夢見るティーンズだったら、薬局でうっすいコンドーム買って口にくわえて玄関叩いて、住み込みの弟子にしてください! デザインや作家力も、下も、どっちも鍛えてください! って、そういうレベルで素晴らしい内容である。

ほら、さっそくタイトルにつながった。

そしてこれが、微妙に木緒提督先生の日記にも通じている。つまりだ。今の俺は、確実に嫉妬している。

もともと妬心の塊のような人間なので、すぐに俺は嫉妬する。そして、それを原動力にして頑張ってきた……といえば、かっこいいのだが、そうでもない。あと、三点リーダーは別に一個でもいいと思うよ、特にネットなら。

とりあえず悔しい、嫉妬すると、へそを曲げる。そして、しばらくその作品を見ない。しかも、見ない理由は作家さんに悔しいのではなく、録画してから見る習性が故にブームに乗り遅れた悔しさ、つまり受け手への嫉みというとてもくだらないものだ。

最近、ちょっとこの悪癖は治ってきたけど。

同業者への嫉妬は基本的に、脳内で悪口を言い立てる。あいつは編集部に可愛がられているからだ、あいつは生まれながらにして滝沢馬琴が守護霊に違いない、あいつはアナルがほどよいに違いない、あいつのチンコはでかそうだ。まぁ、そんな実力以外でのし上がったに違いないと、心の中であしざまに考える。

そして、俺のアナルも、俺のチンコも……ではなくて、24時間も経てば、いや自分で原稿を書き出すと、実力差を認めざるを得ない現実に戻って、遊ぶ。原稿止まる。でもって、友達誘って飲みに行く。明日から頑張るという魔法の呪文を唱えてだ。

そういう典型的なクズである俺には、若い人達に「抱いて!」って叫んでもらうことが書けない。

そもそも真っ黒黒助なのだ。チンコはピンクかもしれない。

そう、ほんともう、このエントリーそのものが黒い。汚い。嫉んでる。

でも、俺にも一つ言えることがある。

というか、色々あっても前に進むことが出来る、嫉んでいても仕方ねぇって思える魔法の儀式だ。

 

【通帳を見よう】

 

他人をおとしめようが、なんだろうが、入ってくる金は変わらない。人を陥れて収入が増えるのは、政治家くらいなものだ。

貯金額が少なければ、働こうって思う。儲けようって思う。それはつまり、クリエイターにとってヒット作を作りたいという欲求になる。

貯金額が多ければ、なんだかんだ言ったって俺もそこそこじゃん。そう思えて、心の平静が取り戻せる。そして、安定した心で原稿と向き合える。それはきっと、よい作品になる……なって欲しい。

というか、専業になれば作ることが生きることだ。

なので、お金のことは絶えず頭にあるべきだし、それは汚いことではないと思う。とくに、人間は老いる。作家活動、ライター活動、デザイナー、その収入は何歳まで出来るだろうか。

なにしろ、業界全体の席は増減するといっても、そうは増えない。というか、減る気がする。その上、若い連中がどんどん現れる。

三十歳で諦めるなら、まぁまだいい。四十歳、かなりきつい。五十で放り出されたら、悲惨ですよ、あなた。

その時のためにも、貯金しよう。何しろ、五十歳で仕事なくなったとしても、八十歳まで生きたら三十年間食わねばならない。アニメ買ったり漫画読んだり、コミケで遊んだり、酒飲んだり、そんな生活するならけっこうなお金必要ですよ、ええ。

兼業にしたって、そう楽じゃない。

なので、通帳を見ると、預金残高を考えると、俺は妬心を乗り越えることが出来る。

ただ、俺が金に汚いことは否定しがたいかもしれない。

というか、ほらね。

結局、俺がなんかまじめに書こうと思うと、内容がまぁなんというか、これがモテない内容になるんだよ。

俺も、オサレでクリエイティブな作家とか思われたい。

このエントリー読んで、抱いて!とか来た女が来たら、俺は結婚詐欺か遺産狙いだと確信して追い出すね。

 

うん、まぁ、そんな身もふたもない話でした。

原稿はやばい(台無し